3つのS


日本は熱帯になったのか!?
と叫びたい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?ナナホシです。
今日は本を読んだりと、自分の好きなことしかせずまったりと休日を過ごしました。こんな日もたまにはいいだろうと自分を甘やかしております。


現在、勤めている医院発行のニュースレターに豆知識のコラムを載せています。
まぁ、役に立つかはわかりませんがここでも少し呟いてみようかと思います。

今回は歯周病の3つの「S」について
歯周病というものについてより身近に感じるためのキーワードです。
歯周病を予防しましょう」といっても、なかなかモチベーションが上がりにくいということは、実は歯科関係者自身しみじみとその身で感じているけれども、体系的に勉強したからこそその怖さを知ることができるというものでもあります。
定期健診をしましょう、歯をきちんと磨きましょうといいましても、例えて言うならば禁煙をしたりダイエットをしたりするのと同じくらいむずかしいことかと想像します。
冒頭のキーワード、3つのSとは、


Silent disease( サイレント ディジーズ=沈黙の病気)

歯周病は、痛みもなく静かに進行していくので自覚症状に乏しく、放置してしまうケースが多く、症状に気がついたときにはかなり進行した状態に陥っていることがある。

Social disease(ソーシャル ディジーズ=社会的な病気)
歯周病というと中高年からの病気と思われがちだけれど、多くの国民がかかっている社会的な病気。30歳以上の成人の8割以上が歯周病にかかっていて、また、最近では小中学生など若年層にまで広がりを見せている。


Self controlable disease(セルフコントローラブル ディジーズ=予防できる病気)

歯周病は自分自身のケアで予防することのできる病気。毎日のプラークコントロールに加えて、歯科医院で定期健診やプロフェショナルケアを受けることで、歯周病予防が可能になる。



つまり、糖尿病や高血圧メタボリックシンドロームなどと同じように生活習慣病に近いものというわけですね。どれくらい取り除ききれない外的な要因から自分をコントロールできているか。・・・そう言っている私自身完璧かといわれると即答できず、恩師である歯周病専門の先生が陰でタバコを吸っていることを知っていたりとなんとも言えないところです><