#2

subaru23512008-05-07




H20.5月7日(水曜日) 発行:JTT本舗


[保険業界の新星!?]

この「=四月一日(わたぬき)通信=」 の内容の真偽は、当社では一切保証いたしません。ご了承くださいますようお願い申し上げます。

〜JTT本舗管理人:ナナホシスバル〜


JTT本舗社訓: 何でもかんでも笑いとばそう


このたび新たな天候デリバティブに近い形の保険が発売されることになり、注目を集めている。 その名も 「あした天気にな〜れ」。


この保険の対象は気象予報士。 予報が外れて、そのために損害が発生した場合補償金が支払われる。 的中率の高い予報士は保険料が安くなったり、経営判断など外れた場合に大きな損害が予想される場合は保険料が高くなったりと、独特の規約が定められたものとなっている。

「裁判が簡略化され一般的になり、日本もかなりの訴訟大国となりましたからねぇ。 すぐに訴えられてしまうんですよ。医療裁判も似たような状況だと聞いています。
そんな中で気象予報をしていくのは 保険に入らずに車を運転するようなものです。 あ、ちなみに私は『優良予報士』 いわばゴールドカードなので 保険料は安く済んでいます(笑)」

取材に応じてくれたベテラン気象予報士のTさんは語る。


科学技術の発達した現在、都合により国が勝手に雨を降らそうとするようなケースもある。 少雪では困る業種の経営者たちが独自に降雪を起こさせ それが翌年の夏の気象に影響するということも起こっている。 このように気象に影響する要因は多岐なものになりかつ複雑で予測するのも簡単ではない。

「そんな中でも データと知識と経験を駆使してきちんと予報していくのが、僕たちプロの気象予報士なのです」

Tさんはプロとしての心意気熱く語ってくれた。

新たな保険には、そんな彼らを支える縁の下の力持ちのような 助けとなる良い存在であってほしいと 願ってやまない。


ちなみにネタのヒントとなった「天候デリバティブ」について少し書いてあるページのURLを
紹介しておきます

天候デリバティブ