狐につままれて

お歳暮の季節。部屋でゴロゴロしていたら「お歳暮贈るの手伝え」と母上に連行されました。
毎年恒例の餅吉を目指します。けっこう見栄えがして、おいしくて喜ばれます。歯が丈夫な人へならお勧めの品なのです。

以前にも見た大きな看板があり、駐車場へ入ります。



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そこは何もない更地でした。

ちり一つ落ちていなく、ぽっかりと「空間」だけが存在しています。


あまりの見事な撤退振りに、唖然として言葉を失う二人。
誰か忘れ物の看板を届けてあげてください。