成長の代償〜百聞は一見にしかず

本日はオンコールではなく、平和な休日になる・・・はずのナナホシです。ものすごいチャンスかもしれません。
そんな平和な朝、行動開始前に心に浮かぶよしなしごとでも書き綴ります。

処置の中にはつらいものもあったり、痛いものも数多く存在します。

採血とか、ルートをとったりとか、栄養管を鼻から入れられて飲み込ませられたりとか、血ガスを測定するためにぶすっとさされたりとか・・・。

少なくともナナホシのいるところでは安心してよいことがあります。

「研修医は上にあげたようなことをお互いに練習し合って体験済み」という点です。


栄養管を入れるときは吐きそうになるほど気持ち悪く、涙がボロボロ出ました…。ペアでお互いに入れあいました。特に最初の一人はいろいろとまだ慣れていないこともあり、かなりひどい目にあうことがあります。その様子を見て他の人たちは学び、あとになればなるほど上手になっていきます。尊い犠牲の上に成長は成り立っているのです。

血ガスは動脈に刺すので痛いのは当たり前なのですがM先生が「一番痛い」とか脅すので痛みが倍増したような気がします。冷静に考えると自分としてはルートをとるときのほうが痛かったです。

採血などの練習のために腕にたくさん青タンがあるのを見かけたら、その人は研修医の可能性が高いです。


上に書いたようなつらい思いをすると本を百回読むよりも大きく成長できます。



そういうことで、「そのような処置についての苦痛を想像して親身になって話を聞く技術」は身についているので安心して下さい