熊野古道〜伊勢参り:旅のまとめQ&A

旅の話は今日でいったん終えようと思います。
いくつか質問もあったので今日はそれらにこたえようかと思います。


Q.天気はそんなに良くなかったのでしょうか?

A.天気は悪くなく、むしろ良かったです。
路の写真が薄暗くなっているのは晴れていてもなお薄暗い森の中という感じでしょうか。展望台からのものもあまりぱっとしないのは、露出の調整など自分のカメラを扱う技術の問題です><

2日目近露から本宮まで行くのには、朝の6〜7時に出発したとしても到着は夕方。森の中で日暮を迎えるのは避けたいところです。ということで『これから先ゴール付近までバス停はないですよ』というところに警告がありました。

全体はこんな感じです。

おじさんはきっと「お〜い、ちょっとここ見ていかんね」と注意を促しているのでしょうね。
存在感抜群です。





Q.旅の一押しは何ですか?

A.自分の興味があるものを観光するのが一番でしょう。
あくまでも参考までに、個人的によかったものをいくつかあげておきます。

★鈍行列車
列車の旅の魅力をいろいろと体感しました。車窓からオーシャンビューが見えたり、だんだんと日暮れていく山の中の風景の中を走ったり。見知らぬ土地を通る列車の窓の外を眺めているだけで飽きることはありません。鉄道ファンの気持ちがわかる気がしました。

駅ごとにいろいろな思い出ができました。
那智にお参りした時のスタートは那智駅でした。無人駅というのもよかったし、無人駅にもかかわらず横には物産館となんと温泉があったという事実。そして「おお、コンビニがある!」と駅前に看板を見つけて寄ってみようかと思ったらつぶれていたというダメ押しの驚愕の事実。

その駅では、列車を逃したら次の目的地に行く鈍行列車は2時間後という世界も体験してきました。

時間のある方、ロマンを求める方は列車の旅などいかがでしょう?


スーパー銭湯
まさか「広いお風呂にのんびりとつかりたい」という欲求が出てくるとは思っていもいませんでした。
そんなとき欲求を満たしてくれたのは銭湯でした。

第一泊目、小さな内湯しかないと聞き、日没までも時間があると判断した私は歩いて15分ほどのところにある戦闘に行きました。そこがまたなかなかよいところでいろいろな露天風呂も取りそろえてありました。
「ツボ湯」といって、縄文土器の形をした湯ぶねに入る一人風呂、釜の形をした湯ぶねの「釜湯」もありました。
ツボ湯に入った自分と釜湯に入った地元の方が向かい合ってほのぼの雑談している図というのは、はたから見ると少し風変わりだったかもしれません。

最後に宿泊した町には汐湯という、海水を沸かした(たぶん)お風呂もありました。


地域の方との交流も兼ねてこのような銭湯を利用するというのも楽しいです。



★博物館、美術館
今回立ち寄った博物館を書き記しておきます。

〜伊勢〜
・「徴古館」
・「農業館」
どちらも歴史ある美術館で展示物も素晴らしいです。お伊勢参りのことなど勉強になります。展示品自体素晴らしいものばかりです。たっぷりと時間をとって訪れたいところです。

〜新宮〜
・阿須賀神社横、「歴史民俗資料館」
余裕があったらのぞいてみる価値ありです。

田辺には南方熊楠に関する博物館があるらしいのですが、月曜日だったため休みとのことで見学せずに終わりました。粘菌見てみたかった…。
なんにせよ事前の下調べは重要ですね。休館日や特別展示など情報を収集して旅の計画に組み入れるとなおよいと思われます。




Q.これからも旅の話や写真は公開していくのですか?

A.ちょっと控えておこうと思います。
伊勢の内宮・外宮では撮影禁止の場所があり警備員の人もいたりとかなり厳しかったです。そういう体験をし、写真を撮る際は一応周辺にいる管理人の方に声をかけることにしていました。たいていの場合、「どうぞ、どうぞ」というお返事をいただきました。
ここまで書いておいてなんなのですが、気がつかずに伊勢のような撮影禁止の場所をパシャパシャとっていたという可能性もありえます。特に行き当たりばったり適当にすごしている自分は余計気配りや予防線を張るべきでしょう。

そのような理由でネットでの神宮・境内の写真の掲載は控えようと思います。旅の思い出話をかく気力も使い果たしてしまった感があります。

話したいこと、掲載したい写真などたくさんあるのですがね…。

至らないところの多い管理人ですみません><