現代人とテクノロジーと

携帯電話。

かつてこれほど人間関係に影響を与えたものは少ないのではないでしょうか。
今日は携帯電話から現代人の矜持にいたるまで考えてみます。


むかし、携帯電話がない時は 待合わせするのも大変だった。場所と時間をきちんと打ち合わせし 当日はちゃんと会えるかどうか気をもみながら緊張感を持ち、その場所へと向かう。

そんな時代に生きた とある50代の方の発言。

「携帯がなかった時は そんな風にみなきちんとしていた。そして時間に遅れる奴は容赦なく置いていくことができた。だって連絡とれないんだもん。
『今●●まで来ているからあと5分まって〜』とか、失礼極まりない。携帯に使われている気がしてならない!」


・・・


★三つ子の魂百までも
時間をきちんと守る人は携帯があろうが無かろうがキチンとまもるし、守らない奴は守らない。

★事実はどうあがいても変わらない
不測の事態で遅刻してしまう。仕事など、急な突発事態が起きた。体調が悪くて待ち合わせの場所に行けない。

そんなどうしようもないこともあります。
そしてどうしようもないことを議論しても意味がなく時間の無駄です。 



つまりは携帯を使うほうに問題があるのであり携帯に罪はないのではないでしょうか?
むしろ待つほうも時間を超えたとき、自由に動きながら待つこともできその場にいなくて済んだり、「帰るね宣言」や「現地集合宣言」などをできる便利なツールではないでしょうか?

基本的に管理人は「約束の時間に遅れたらどうされても何言われても文句は言えない」というスタンスで、 約束の時間が来た場合に遅れた人を置いていくことに対して 心の痛みはこれっぽっちも感じません。


むしろ昔、喫茶店などを待ち合わせ場所にしたりした場合に「相手は座ってゆっくり待っているからいいや」という心理が働き、 逆にルーズになる人もいるのではないでしょうか?ドラマなどでそんなシーンがあったようななかったような・・。

話はそれますがマスターがこだわりのコーヒー出すようなコーヒー専門『喫茶店』って少なくなりましたね。 スターバックスとかに押されて経営苦しいのでしょうかね。 古本屋業界でブックオフなどの新中古書店が席巻しているようなものでしょうか。


え〜、なにはともあれ、 皆、お互いの時間を大切にしあい、お互いを尊重しあうような世の中になればと願いつつ、次回は少し天の邪鬼みたいですが携帯の弊害について書いてみることができればと思います。