時間論

subaru23512008-04-17


このカテゴリーでは日曜大工ならぬ日曜心理学に近いものを記録していこうかと思います。

今回は「時間」とか 過去について つれづれなるままに考えてみました。

「時間」というのはどういうものなのだろうかと想像してみます。

・時間は繰り返される
輪廻転生の考え方など、古来から日本でも浸透していた考え方です。歴史は繰り返すなどともいいますし、何らかの周期でぐるぐると回転している感は納得できなくもないです。


・「時間は流れていくもの」
よく 「時の流れ」 とか 「光陰矢のごとし」 とかいいます。
最近(現代)の一般的考え方に近いものです。

しかし時間って過去から未来へ流れていくものか、未来から過去へ過ぎ去っていくものか、考えれば考えるほどよくわからない考え方でもあります。


・「過去(時間)はつみかさねられていくもの」
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人を人としてそんざいさせているのは過去なのだと気づいた。この過去とは、経歴や生活歴なんて表層的なものじゃない。「血」の流れだ。 
あなたはどこで生まれて、誰に育てられたのか。誰と一緒に育ったのか。 
それが過去でありそれが人間を 二次元から三次元にする。そこで初めて「存在」するのだ。 それを切り捨てた人間は ほとんど影と同じなのだ。

宮部みゆき 「理由」より引用】
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ゆるぎなく、それが良くも悪くも次につながるのだと意識して 慎重にひとつづつ積み重寝ていきたいと思います。 そして何らかの原因でガラガラと崩れることがあっても、嘆く間もなくまた積み上げていきたいです。

だらだらと書いてきましたが、結論は何なのか?

「生きるということは 結局のところ “今”の、果てしない連続にしか過ぎず、「過去」も「未来」も個人が勝手に創造(想像)するものでしかなく存在しないのである」

今を精一杯大切にしていこうと思います。